秋を愉しむ「大山詣り」と「大山豆腐」

紅葉の季節になるとどこか出かけたくなりますが、神奈川県伊勢原にある「大山」も紅葉の季節にはぜひとも行きたい場所の一つです。

江戸時代には「大山詣り」として、江戸の人口が100万人の時代に、年間20万人もの参拝者が訪れたと言われているそうです。

大山へは電車だと小田急線の伊勢原駅からバスが出ています。ただし車で行かれる方も多く登山口までの道はかなり混雑しているので少し時間がかかることもあります。

バス停留所や車の駐車場から「こま参道」を抜けていきます。途中にはお土産屋さんや食事処があってとてもにぎやかな参道です。

参道の先にはケーブルカー乗り場があり、「大山寺」と「大山阿夫利神社」に行くことが出来ます。

歩いて登っていく方はここで「男坂」または「女坂」の2つのルートを選択して登っていきます。「男坂」は阿夫利神社まで35分ほどで行けますが、途中の大山寺へは行けません。一方「女坂」は阿夫利神社までは40分ほどですが、途中大山寺に立ち寄ることもできます。

私は「女坂」をチョイス。紅葉を見ながら登山するのは疲れますが楽しいです。

途中大山寺に立ち寄り、ふかし饅頭をいただきました。

大山寺で休憩したのち、20分ほどで阿夫利神社に到着です。と言ってもこちらは下社。まだまだ元気な方は本社まで登っていくこともできます。90分ほどの登山らしいです。

当然、私はここで満足。帰りはケーブルカーであっという間に下山します。

こま参道途中にある小川屋さんで大山名物の「豆腐料理」をいただきます。豆腐懐石料理は疲れた身体に優しく染みます。

紅葉の季節は大山も非常に混雑するのですが、ぜひお出かけになってみてはいかがでしょうか？