冬になると無性に食べたくなる食材。それが大根です。
おでん、ふろふき大根、大根おろし……寒い季節には欠かせない存在ですよね。
なぜ大根は「冬の野菜」なのか?
実は大根、一年中栽培されていますが、旬は11月から2月の冬場。
寒さにあたることで甘みが増し、みずみずしさもアップします。夏の大根と冬の大根では味が全然違うんです。
冬の大根は水分が多く、辛味が少ない。だから煮物にしても、生で食べても美味しい。
おでんの大根が美味しくなる秘密
おでんの大根、なぜあんなに味が染みて美味しいんでしょう。
実は大根には「隠し包丁」を入れるのがポイント。表面に十字の切り込みを入れることで、出汁が中まで染み込みやすくなります。
さらに米のとぎ汁で下茹ですると、アクが抜けてより柔らかく。
手間はかかりますが、この一手間で味が全然変わるんです。
大根おろしの辛さの違い
ちなみに大根おろし、部位によって辛さが全然違うって知っていましたか?

葉っぱに近い上部は甘く、先端にいくほど辛くなります。
だから焼き魚に添えるなら先端部分、みぞれ鍋には上部がおすすめ。
同じ大根でも使い分けると、料理がもっと美味しくなります。
冬の食卓に大根を
煮てよし、焼いてよし、生でよし。
大根ほど使い勝手のいい野菜もなかなかありません。
しかも価格も手頃で家計に優しい。
この冬は、いろんな大根料理にチャレンジしてみませんか?


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