川崎大師山門前の老舗和菓子店が作る和菓子唯一の発酵食品とは

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厄除け大師として有名な『川崎大師』は東京の『髙尾山薬王院』千葉の『成田山新勝寺」とともに、関東三山と呼ばれています。『川崎大師』は通称で『平間寺』が正式な名前です。

川崎大師の参道には仲見世があり、まずは向かい合った二軒の飴屋さんがあります。

両店ともで職人さんが包丁でまな板をリズミカルにたたきながら飴を切る様子を見ることが出来ます。

そして何といっても川崎大師と言えば住吉の「くずもち」です。大山門の目の前にある住吉は大正時代に創業した老舗和菓子店です。

ちなみに関東と関西ではくずもちって違うって知ってますか?

私は関東生まれなので菱形状の白っぽい餅のイメージですが、関西の方は透き通った外観の柔らかくつるつるしたものをイメージするのではないでしょうか?

関西でよく見かけるのは葛粉から作るいわゆる「葛餅」。葛粉にお砂糖、水を加えて温めながらかき混ぜて作る透明なとろみのある餅ができます。

しかし、関東のくずもちは発酵させた小麦粉のでんぷんを原料とし、水洗いしたんぷんに湯を加え、蒸して作ります。和菓子唯一の発酵食品ともいわれてるそうですよ。

住吉のカフェで抹茶ドリンクと「久寿餅」のセットをいただきました。

もちもちとした食感できな粉と黒蜜の上品な甘さがとても美味しいです。

11月といえば七五三ですね。ぜひこの機会に川崎大師と仲見世に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

 

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